生姜の効能

生姜の効能

昔から生薬としても使われている生姜には、血液促進作用、調胃作用、代謝促進作用といった効能があり、いろんな症状を抑えてくれるといわれています。

 

その効能から、冷え性、便秘、ダイエットといった悩みにも、生姜の効能が役立つことから、サプリメント、漢方薬の成分としても広く使われるようになっています。

 

 

冷え性

 

冷え性は、寒さによる血管の収縮や動脈硬化によって血流が悪くなることから起きています。そのため、寒い時期だけでなく、夏場のクーラーの効いた室内でも、特に血行が悪くなりやすい手足に冷えを感じるようになってしまいます。

 

原因としては、食生活によって血管の収縮や血液がドロドロになり循環が悪くなってしまうことが挙げられますが、運動不足による新陳代謝が十分行われないこともあります。

 

冷え性は、血液循環にも大きく関係があるため、早めに対策をとらないと、動脈硬化などによって引き起こされる病気になってしまう危険性もありますので、十分な注意が必要です。

 

冷え性によって起きる主な病気

 

・動脈硬化による心筋梗塞、脳梗塞
・腎臓病、膀胱炎
・子宮内膜症、不妊症
・関節リウマチ
・自律神経失調症
・気管支炎、気管支ぜんそく
・アトピー、花粉症

 

 

生姜には、このような冷え性の原因となっている、血行不全や代謝不全といった面を改善してくれる効能があります。

 

 

ダイエット(代謝向上)

 

ダイエットでは体の代謝を向上させてあげることが必要です。食べても運動せずにエネルギーを消費しない代謝の悪い状態では、どうしても太る傾向になってしまいます。

 

その代謝に関係しているのが、実は体温なのです。

 

食べても太りにくい体質をつくるためには、高い体温を維持することだといわれています。体温が高いと1日の消費カロリーの70%を占めている基礎代謝が向上し、運動しなくても消費カロリーが増えることになるのです。ちなみに最も基礎代謝がよくなる体温は36.5℃以上で、その体温のときが一番活発に活動できるといわれています。

 

生姜は、代謝向上の効能があることから、基礎代謝の働きを強力にサポートしてくれるので、ダイエットにもよいといわれています。またダイエットを考えている人に多い便秘に対しても、調胃腸作用があるために効果がるといわれています。